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活動実績

ついんくる★★講座2020 第5回 テーマ:ABA(応用行動分析学)への招待②言葉を教える

令和2年11月29日(日)第5回目のついんくる講座★★を開催しました。

講師は、10月に続き
医療法人勢成会 井口野間病院 精神科医・認定行動分析士 松岡弘修先生です。

テーマは「ABA(応用行動分析学)への招待②~言葉を教える~」でした。

前回のまとめも入れていただきながら、さらに今回は言葉を教えていくには?というポイントを絞った内容でした。

そもそも、言葉とは?
私は「言葉=話し言葉」つまり、音声言語とイメージしていました。テーマをお聞きしたときに、「言葉(音声言語)を教える?!」と少し驚いていました。
しかし、ABAでは、「言葉も行動である」という考えのもと、”言語行動”と呼び、音声・絵カード・手話・ジェスチャー・視線・表情などなど、どんな形であれアクションを起こしたことに対して相手が注目をして結果が得られることで要求や報告することができる。
つまり、話し言葉でなくどんな形でも言語行動を身につけることが言葉を覚えたということになるのだと知りました。

対象とする方の状態に合わせて、言語行動を学習していくことが重要でありお互いにとって、適切な手段であることもポイントだなと感じました。
具体的に、言語行動の機能と働きについてや習得に向けた手続きの例なども教えていただき、とても参考になるお話でした!
実際に対象としている方の状況に合わせた言語行動の新たな習得や、今持っている使用している言語行動がどれなのか?整理することもできそうです!

そして、言葉を知っている・分かっていることと使えるの違いもしっかり理解して、対象者の持っている力を言語行動に結びつけていくことができるように、日々関わっていきたいと強く思いました!

今回も貴重なお話をありがとうございました!

文責:江崎