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ついんくる★★講座 2025 第1回 テーマ:発達性協調運動症について
令和7年7月6日(日)10時より本年度の「ついんくる★★講座」がスタートしました。松尾和弥代表の挨拶にもありましたが、おかげさまで11年目に突入しました。今後ともgocochi-Next並びに「ついんくる★★講座」ともどもよろしくお願い致します。
さて、今年度のトップバッターは長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 教授であられます岩永竜一郎先生をお招きして「発達性協調運動症について~手先が不器用・運動が苦手な子のアプローチ~」という演題でお話いただきました。
今回敢えて『発達性協調運動症【Development Coordination Disorder(以下DCD)】』をメインの題にお話をお願いしたのは、日ごろ「不器用」で片付けられ、なかなか本人たちの困りに気づいてあげられていないことが多いことと、発達障害との併存率が高いことなどから、保護者、支援者が知っておく必要があるのではと話し合い、この分野の研究・実践のパイオニアでもあります、岩永先生にお願いし、お引き受けいただきました。ギリギリのご案内にもかかわらず、岩永先生のお話ということと、皆様の興味の高さで80名以上の聴講していただきました。

岩永先生も冒頭に脳の機能的な症状にもかかわらず、支援者、保護者とも楽観視しやすく、様々な2次的状況を生みやすいとお話されました。DCDのある子どもたちは、書字にしても、縄跳びやリコーダー、食事においての箸の使い方、ハサミの使用など学習面、生活面で協調運動が求められ、うまくできない事への劣等感を感じやすい状況であること、それを現場の教育者、保育者が知ってあげることで、不必要な注意が減ること等をお話いただき、最新のアセスメントや感覚統合療法、支援グッズや支援のポイントなどを事例や動画が盛り込まれたあっという間の2時間でした。
アンケートでも
・DCDについて当事者の話も交えて教えていただき、困難さがより理解できたように思います。
・現場で実際に活用できる活用や対応、道具などを知ることができた。
・初めて聞く障害名だったため今後支援する上でどうすればよいのかと思い参加し、方 法例をきくことが出来てよかった。
等の声が聞かれ、同じ視点で一緒に学び続けていける方々が増えていくことの大切さも感じました。岩永先生、貴重なご講演ありがとうございました。

さて次回8月3日は、「強度行動障害がある人の一人暮らし」と題しまして、「ヘルパーステーションおかえり」の代表理事であられます財部志穂先生をお招きしてお話を伺います。皆様の参加をお待ちしております。
文責 髙山