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活動実績
ついんくる★★講座2023 第3回 テーマ:子どもの指導に役に立つペアレントトレーニング&先生のためのティーチャーズトレーニング
9月24日(日) 第3回ついんくる★★講座を開催しました。
今回講師には、福岡県筑後地域発達障がい者支援センターあおぞらのセンター長である、公文眞由美先生(言語聴覚士・特別支援教育士スーパーバイザー・トリプルPファシリテーター)をお迎えしました。
公文先生は、市内の小学校で教師として、通常学級・通級指導教室・ことばの教室を38年間勤務してこられた方です。
また、市内各所などでのペアレントトレーニングの実施・久留米市すくすく発達相談での相談員・くるめSTPへの参加・様々な研修会での講師などを勤めてこられ、久留米でも大変著名な先生です。
テーマは
「子どもの指導に役に立つペアレントトレーニング&先生のためのティーチャーズトレーニング」
ペアレントトレーニングとは
保護者が、子どもの行動への対応の仕方を練習するものであり、行動療法がベースとなっています。
保護者(支援者)自身が子どもへの関わり方を変えることによって子どもとの関り方が楽になるためのプログラムで、ティーチャーズトレーニングはペアレントトレーニングを元に開発されているものだそう。
本来ならば数回に渡ってじっくり学ぶプログラムをですが、今回の講座では限られた時間の中、子どもの自立と社会参加を目指す上で大切にしなければならない考え方や、困った時助けとなるペアトレの様々なスキル、どうしてそれらに効果があるのか、着目点等、沢山お話しいただきました。
今回は今年度唯一、オンライン無しの会場のみの開催で、具体的な例と共に丁寧で分かりやすいお話を直接聴くことができ、参加者の皆様にもとても満足いただけました。
また、終了後は公文先生を囲んでランチを食べながら座談会も行いました。
(ついんくる講座では2018年頃まで、午後は軽食をとりながらグループワークをしていたんですがそれ以来です(^―^))
和やかな雰囲気の中、様々な立場の方のお話しが聞け、私たちメンバーにとっても貴重な経験となりました。
公文先生、講座に参加の皆様、誠にありがとうございました!
次回の第4回ついんくる★★講座は、
10月22日(日)10時〜
テーマは【知的障害の特性がある人の暮らし~強度行動障害・高齢期~】
群馬県にある独立行政法人国立重度知的障害者総合施設のぞみの園の、日詰正文先生にご講義いただきます。
「強度行動障害」というテーマはこれまでもありましたが、「高齢期」という視点が入る講義はついんくるでは初めてです。
貴重なお話しが聴けるチャンスなので、ぜひ多くの方に聴いていただきたいです。
沢山の参加をお待ちしています!
文責:柴田