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活動実績

ついんくる★★講座2021 第1回 テーマ:見てわかる・伝わるコミュニケーション支援のコツ~視覚支援カードやシンボルコミュニケーション、ICTの効果的な活用~

ついんくる★★講座2021がいよいよスタートしました!

令和3年度最初の講座は、国立特別支援教育総合研究所 主任研究員 青木高光先生より「見てわかる・伝わるコミュニケーション支援のコツ~視覚支援カードやシンボルコミュニケーション、ICTの効果的な活用~」というテーマでお話しいただきました。

みなさん きっとご存じのDropletProject代表でもあり、たくさんのイラストをこの世に送り出している方でもあります!

視覚支援の大事さをベースに、視覚支援に必要なイラスやシンボルの歴史から、なぜDropsの作成に至ったのか、これまでの経験と思いをお聞きすることができました。

お話の中でも「すでに効果が明らかになっている支援方法を行わない理由はない」「シンボルやVOCAによるコミュニケーション手段の保障は「やるべき」支援」と断言され、より一層視覚支援の重要性必要性を再認識しました。

さらに講義の中で、心に残る問いかけやお話が多くありました。
中でも、対象者が問題行動を起こした時、対象者のせいにしていませんか?
対象者に伝わるように情報を提示していますか?口頭だけで説明していませんか?
「言えばできます!」=言わないとできない・言ってくれる人がいないとできないになっていませんか?しゃべれないからと付っきりで代弁者になっていませんか?
対象者が自分で意思決定・選択できるだけの情報を適切な形で提供できていますか?
視覚支援を使って、対象者を思い通りに動かそうとしていませんか?

などなど、支援に携わるものとして、たくさんの投げかけをもらい、改めて支援を振り返る機会となりました。

そして最後に話された、青木先生が思い描く未来のあり方にとてもワクワクしました!
そんな未来を実現したいと共感する支援者がたくさん増えて、子どもたちがイキイキと楽しく生活できる地域に!と強く感じました。

貴重なお話をありがとうございました!
ご参加いただいた皆さんからも支援を振り返るきっかけになった・ICTを上手に活用するために学ばなければと思った・具体的な事例の紹介もあり分かりやすかったなどのご意見をいただきました!

今年度も、たくさんの講師の方にお話をしていただく予定となっております。ZOOM開催ならではの遠方からもご参加いただけますので、お申込みお待ちしています!

文責:江崎