ついんくる★★講座2023 第7回 テーマ：発達障害のある人が豊かに働くための支援２

発達障がいがある人が豊かに働くための支援

令和6年１月２１日（日）

「豊かに働く」その実現のために必要な知識や考え方、支援の仕方についてなど、とてもわかりやすくお話しいただきました。
障害者雇用促進法から、障害者雇用の現状など、以前との比較から大きく変化をしていること、企業側も変化しているなど、「働く」を多面的な角度から知ることが出来ました。
法定雇用率があることや働き方の柔軟さなどがみえて、働きやすさにつながる一方で、定着することの難しさなど、課題もあるようです。
また支援モデルであるIPSモデルについてもお話しいただきました。倉知先生が福岡市の就労移行支援事業所で実践されてある、援助付雇用（ジョブコーチ）モデルです。リカバリーとエンパワメント、自尊心の回復につながる理念のもと、徹底した個別支援です。
本人のストレングスや希望は何か、また自己決定支援をしながら、職場開拓から職場での支援、本人と従業員への支援や仕事の構造化などを行います。そのためには本人の働いてみたいの声を拾い上げること、キャッチすること、まずそこから始まるのだと教わりました。

今働きたい、働こうとしている、今は学生で将来は働くなど、様々な年代の方にかかわる方々の参加でした。目の前にいらっしゃる方の「働く」に、どうかかわるか、支援をするかのたくさんのヒントにつながったのではないでしょうか。
働くことは、豊かな生活につながります。働きたいのニーズに答え、働きやすさにつなげていきたいと学んだ研修会でした。ありがとうございました。

文責：加藤