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ついんくる★★講座2024 第5回 テーマ:どうすれば働けるかを考え、支援する
令和 6 年 11 月 24 日(日)に 5 回目のついんくる★★講座を開催しました。
今回は、「どうすれば働けるかを考え、支援する」という演題で、一般社団法人 福岡 IPS 普及協会 就労支援センターウィズダム 理事長・センター長の倉知延章先生にご講義いただきました。
障がい者が働きやすい職場は従業員相互が大切にされているという心理的安全性が高く、全ての従業員が働きやすい職場であり、障がい者雇用は企業に多くのメリットをもたらします。「企業で働くのは難しいという固定観念にしばられているのは支援専門職や家族です」というお話に受講者はドキッとしながら真剣に耳を傾けていました。
「働きたい」という本人の希望を大切に、どうすれば達成できるかを一緒に考え、思い通りにならない経験から何を学べたか明らかにし、次のことを考える試行錯誤を繰り返すことが大切だという倉知先生のお話から、本人の意思を尊重して支援することの大切さを改めて学びました。
講義後の「本人にとって働くことのメリットは何ですか。」という質問に対して「一般社会で自分も働くことができているという自信につながります。短時間働くことや少ない日数働くことなど選択肢はあるので、サポートしてくれる人と一緒にチャレンジしてみてください。」とお話しいただき、障がい者雇用が本人にもたらすメリット、という視点の広がりも得ることができました。
参加者からは、
・障がい者雇用のメリットを知れてよかった
・日頃の支援方法を本人の自信や自尊心を大事にしていくこと、自己決定を大事にしていくことを
学べました
などたくさんのご感想をいただきました。
倉知先生、ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回は12月22日(日)「不登校・ひきこもりの対話的支援」と題して、筑波大学の斉藤環教授にお話いただきます。
次回はZOOMによる講義です。会場での視聴もできますので、多くのご参加をお待ちしています。
文責:磯本